ウサギ系幼なじみの溺愛事情【完】
あんなに爽やかで、優しくて、かっこいい人みたことないよ。
「ふ~ん…」
と、蓮はそれだけしか言ってくれず、素っ気ない反応だった。
「ちょ、蓮聞いてる?ほんとにいい先輩だったんだから」
「よかったね~」
蓮は興味なさげに大きな欠伸までしている始末だった。
そんなに私の話興味ないわけ!?
少しくらい聞いてくれてもいいのに…!
蓮の態度に少し頬を膨らませつつも、私は先輩の話を興味のない蓮に無理矢理聞かせた。
「それで、なっちゃんはその渉?先輩のことが好きなの?」
「えっ、好きってわけじゃないけど。ただ、かっこいいなーって憧れみたいな?」
「ふ~ん」
「ふ~ん…」
と、蓮はそれだけしか言ってくれず、素っ気ない反応だった。
「ちょ、蓮聞いてる?ほんとにいい先輩だったんだから」
「よかったね~」
蓮は興味なさげに大きな欠伸までしている始末だった。
そんなに私の話興味ないわけ!?
少しくらい聞いてくれてもいいのに…!
蓮の態度に少し頬を膨らませつつも、私は先輩の話を興味のない蓮に無理矢理聞かせた。
「それで、なっちゃんはその渉?先輩のことが好きなの?」
「えっ、好きってわけじゃないけど。ただ、かっこいいなーって憧れみたいな?」
「ふ~ん」