ウサギ系幼なじみの溺愛事情【完】
気分をよくしながら歩いていると、やっと校門が見えてきた。





「新入生の方々は、あちらで自分のクラスを確認した後、体育館へ集合してください!」





案内役の先生の声が聞こえ、その指示に従うように新入生の波が動いていた。





「今年も蓮と同じクラスかな~」





「どうだろうね」





中学の頃は三年間、蓮と同じクラスだった。





運がいいのか、悪いのか…


教室内でも蓮の世話を焼いていた記憶しかない。





そして私たちはクラス名簿をみた。





私の名前は~…あっ、2組?





「蓮どこのクラスだった?」


「ん~1組みたい」
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