ウサギ系幼なじみの溺愛事情【完】
すごいっ…





サラッとそんな紳士なセリフが言えるなんて…!





渉くんって、なんか王子様みたい。





…なんて、似合わないメルヘンなことを考えてしまっていた。





「じゃあ、お言葉に甘えて」





私の教室に向かいながら、渉くんと色んなことを話した。





渉くんと歩いていると、それなりに注目を集めたけど…





そういえば、蓮以外の男の子とこんなに仲良くなったのって初めてかも。





なんかちょっと、新鮮だなぁ。





そんなことを考えていると、あっという間に私の教室の前までやってきていた。
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