ウサギ系幼なじみの溺愛事情【完】
「もうっなっちゃんのばか!あほ!なす!」





「はい!?ちょ、蓮っなに怒ってるの?」





「うるさい。なっちゃんが鈍感なのが悪いんだ」





蓮は頬を膨らませ、そっぽを向いた。





「何に腹立ててるの?ちゃんと教えてよ」





なんで蓮こんなにも怒ってるの!?


あ~もうっわけわかんないよっ…





頭を悩ませていると、蓮はとことこと歩いていってしまった。





そして突然振り返ると不満そうな表情で言った。





「ウサギはね、寂しいと死んじゃうんだからね!!」





そう捨て台詞を吐いて、自分の教室へと戻ってしまった。
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