ウサギ系幼なじみの溺愛事情【完】
***





翌朝、いつものベッドに少し違和感を覚え、眠りから覚めた。





んぅ~…あれ、なんか…妙にあったかいような…





目覚めた直後のため、脳が完全には覚醒しきっておらず、目も半開きだった。





そんな寝ぼけたままの状態で、私は自分の眠るベッドの布団の中をみた。





「ZZZ…ZZZ…」





「…え?」





半開きだった目は見開き、寝ぼけていた脳は一瞬にして覚醒した。





そして私は自分でも聞いたことないような大声を発していた。





「なんで…なんで蓮が、私の布団にいるのよっ~!!」
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