Demon Of Sorcerer
和訳が終わった、僕は仕事に夢中で
ふと気付くと 窓の外は茜色に変わっていて
放課後になっていた。
荷物をまとめ すぐに帰ろうと思ったけど
ほんの気まぐれで 屋上で夕陽が見たくなり
屋上に向かった。
階段を上ると屋上のドアがあり
ピッキング用の針金で鍵を開けた
もうこの時間は 誰もいない。
外に出ると 涼しい秋風が
僕に吹き荒れる衝撃に目を閉じ
吹き止むと目を開けた。
そこには 綺麗な夕陽が...
夕陽は 一見明るい色なのに
この茜色の空を見ると寂しさがあるのは
秋のせいだろうか
それとも....僕の気持ちの問題なのか。
この心の問に誰も答えてくれるわけはなく
再びの吹き荒れる秋風に 消されてしまった。