Demon Of Sorcerer
だけど...振り払うために教室を出た筈なのに
話し掛けてきた 彼は付いてくる。
「おい、待てよっ!」
・・・全く、しつこい以外何ものでもない
「お前、ちょっと屋上来い。」
このチャラ男くんは
無視されてるという自覚ないんだろうか
何時までも 無視を続ける
僕に痺れを切らしたのか、僕の腕を掴もうとする。
――――――パーンっ....!!!
「っ....この!!」
その腕を、振り叩いてやった
いい加減にして欲しかったから
「アンタの言いなりにならない。」
「なら、力づくで連れてく!!」
煩い、今 授業中なのに騒いだら
「コラッ!お前ら何をしてる!!」
ほら、先生が来た。
まぁ、先生が来ても 無駄だけど
「君、紫丁かは離れろ」
ね、成績の良い 僕は先生の味方なんだよ?
「ち....」
やれやへ ようやく、舌打ちをして
離れていった....
「ありがとうございます。」
「いや、良いんだ。」
じゃ、と言い先生も 何処かへ行ったので
待望の静かな時間が訪れた。