年下なアイツ



『由菜は…それでいいの?』


『嫌だって…言ったって,
どうにもならないでしょ。』


『…オレは,学なんか選んで欲しくなかった。』


海はその一言を残し,店に戻ってっちゃうし…

私…どしよ。

海より大人なんだから…
強くなくちゃ…



『葉月マネ…?
泣いてるんですかっ?!』


竹内君にそう言われ,自分が泣いていた事に気付く。






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