年下なアイツ



『…由菜。ちょっと散歩しよっか。』


海にそう言われ家をでた。



『…。』


『……。』



無言のまま15分ぐらい歩き続けたかな…?


先に口を開いたのは海だった。



『…叔父がさ,急に倒れたんだ。
アメリカで大企業の社長で…
叔父に代われる人がオヤジだけらしくて…』


『だったら…
叔父さんが回復したら戻ってくるよね?』



『……。』



嫌な予感がした…。






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