年下なアイツ




『由菜さん。僕と正式にお付き合いを…』



今度は誰…?

振り向いたとき男は倒れていた。


えっ…?


コケたの?



その時。






『…わりぃな。
コイツはオレのもんだから。』




え…?

誰かが後ろから抱き締めながら言った。




『…久しぶり。』






……この声。



…この抱き心地。











海だ。





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