年下なアイツ


そして外食中。


『ハッピーバースデー…!』


みんなで,ガヤガヤと諭の誕生日パーティをしているなか,私は場を抜け出して,涼に電話をかけた。




『もしもし…涼?』


『…葉月?なに今さら。』


涼…怒ってるね。

でもね,涼だけじゃない。

私だって怒ってるんだからね。

…というより,海を侮辱したことが許せなかった。




だから…思い切って言ったの。






『涼,別れよ…?』


『はっ…。それだけ?』







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