年下なアイツ



『…海。最近,調子乗りすぎ…。』


『気のせい♪』


『はぁ…。』


海にキスされて,嬉しいと思ってしまう自分が嫌だった。


『…由菜,次どこ行きたい?』


『えっ?あ…あそこ!』


てきとうに指した先は香水屋だった。


あぁ…;;

私,香水なんか興味ないのにぃ~。泣


でも,海は私をぐいぐい引っ張り,店の中に入ってしまった。



『…海。あの,わたし…』



『コレ…!由菜にピッタリ♪』


海そう言いながら,可愛いらしい香水を1つ差し出して来た。






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