年下なアイツ



…でも,私は気付いてしまった。


相手チームが審判の目をぬすんでは,反則行為をしていたコトを。


…許せない。


一度や二度ならず…これじゃ,海が怪我しちゃうよ…!


私は,海が怪我しませんようにって…


祈りながら,試合を眺めることしかできなかった。



そんな私の願いもむなしく…



海は,目を押さえこんで…血をながしながら倒れた。



『海…っ!!』






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