年下なアイツ



『好きなヤツに好かれなきゃ意味ねぇし。』


『…たしかに。』


海はなんだか,寂しそうな顔をしていた。

好きな子…いるんだ?



『でも,第二ボタンは奪われてない♪』


海は顔を明るくし,言った。


『良かったネ♪』


その時,お母さんに呼ばれた。


『2人とも~。用意できたわよ?』


『はぁい♪』


海と部屋をでる。


『レディーファースト♪』


海はそう言い,私を先に行かせてくれた。






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