××したいくらい、好き。
7:引くほどバカね

あれから、クレープをほおばって、32アイスを食べて。

さすがにプリクラは恥ずかしかったけど、ケータイアプリのSLOWをダウンロードして、二人で写真を撮ったりして過ごしました。


正直、こんなに楽しめるとは思ってもなかったから。


「……ず?」


なんか、授業中も、かいとくんと目が合うことが多くて。

っていうか、私がずっとかいとくんの視線を避けていただけなんだけど。


ということは、私もかいとくんのこと見てるっていうことだよね?

うん、だって…無意識のうちに、見ちゃう。

気になっちゃうんだよ、どうしても。


今、どんな顔してるのかな~って。

今、なに考えているのかな~って。


「…―い」


あーもう、なにこのむずかゆい感じ!!


「ねーえ、」


気づけば頭の中は。


「海音君」

「そう、かいとくん」


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