××したいくらい、好き。

思わず、首筋を手でおさえた。

そそそそれってつまり……


「き、キスマーク……!?」


私がそういうと、かいとくんはぺろりと赤い舌を出した。


「あたり」


そして、ワイシャツのボタンをぱちぱちと一つずつ外し始めるかいとくん。


「え、え、え!? 何してるの…!?」


これにはさすがに身の危険を感じ、両手で自分の体を覆う。

するとかいとくんは、左肩をあらわにし、右側に顔を向ける。
そうすることで、彼の首が露出された。


「……かいとくん…?」


わあ…きれいな首筋…

って、そうじゃないでしょ私~!!


「絆奈も、つけていいよ」

「えっ」

「たーくさん」


横目で私を見るかいとくんが、いつも以上に色っぽくて。




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