涙とkiss。
一章 過去と未来
中学校3年の春。
私は初めて彼氏ができた。
その人はいつでも傍にいてくれた。好きって言ってくれた。
私も彼が大好きだった。ずっとこの幸せが続くと思ってた。




だけど……


「お前、飽きた。」
突然彼は居なくなった。
そして、2日後には
彼には新しい彼女がいた。


自然と涙は出なかった。
悲しいって言うより、
何だか重い物が心にぶら下がってる気がした。




もう恋愛なんかしない…


中3の秋、そう私は決意した。


それから二年間、気持ちが変わることはなかった。


竜樹、あなたに会うまでは。
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