後輩なんて本気になりません!
告白
色々考えてると眠れなく
朝を迎える事になった。
考えることの半分以上は
そう・・・
恥ずかしいけれど
5歳も年下の後輩のこと。
「おはようございます」
あっ!来た!
龍馬だ!
先にエレベレータに向かってたあたしは
足を止めて振り返った。
そこには楽しそうに笑いながら
出勤して来た龍馬と丸井さん。
いつかのあたしたちみたいに
同じ場所からの出勤?
「あっおはよう
仲良くお揃いで!」
思いっきり嫌な女
あたしって。
「じゃあ」と丸井さんは別の場所に
そして残ったのはあたしと龍馬。
気まずい。
「先行くね」逃げることを選択した。
「あっ!はじめに謝っておきますね
オレ今日朝までオールだったんで
ウトウト寝てしまうかもしれません」
「朝までオール?
丸井さんと?」
「そーっすよ!
いけません?」
「別に・・・
あたしには関係ないから」
「ですよねぇ
丸井さんが寝させてくれなくて
2人で飲んだモーニングコーヒー
めっちゃ 激ウマでした!」
「そう・・・別にいいけど
ミスしないでね」
そう言うしかない
可愛くない女だ
あたしって。
朝まで一緒だったんだ。