後輩なんて本気になりません!
「でも 帰らないでください
そのうち龍馬が来ますから」
「来る訳ないじゃん!
聞いてないの?
彼女といるんだよ?
普通来ないよね?
それで来たらバカだし」
「来たらどーします?」
「来ないって!」
「来たらどーします?
賭けましょうか?
もし1時間以内に来なかったら
何を賭けます?」
「いいよ
うーん何を賭けようかなぁ
どーせ来ないんだから
何でもいいよ」
「来なかったら
ここでの飲み代
オレが務めてる間は無料!」
「いつ来ても?ただ?
いいねっ!」
「来た場合は陽菜さんからの
チュッをもらう!
しかも龍馬の前でブチュっと
濃厚なやつ!」
「おもしろーい!
いいよぉ!どーせ来ないから」
契約成立ーーー
が・・・
30分後龍馬がお店にやって来た。
「やっぱ来た!」
「何で来るのよ」
「何で来ると言われても
先輩 酔ったら何をしでかすか」
龍馬は来て何を言うのかと思えば。。。
「はぁ?」
「大切な友人を襲われたら困るからね」
「そんなことしません!
丸井さんどーしたの?」
「想像に任せる」
「なんなん?その謎かけみたいなやつ
じゃあ 聞かないからいい
別に興味ないし」
「あっ・・・そう興味ないか
はいはい・・・
隆 超絶うまいカクテル作って」
「かしこまりぃ〜
おっと!その前に
報酬を頂かないと」
隆さんはそう言うと
私の横へ
えっ?えっ?と言う間に
あたしの唇は奪われた。
「何してんだ テメー!
先輩も 何キスされてんの?」
あたしと隆さんを離した龍馬。
「約束は濃厚なやつだったんだよな
は・る・なさん」
「う・・・ん」