この世は、愚かしい…。

渚「どういう事ですか?」

女性「信じてもらえないかも
知れません が、この世には、
特殊能力が存在します。
私の特殊能力は、''罪''と、いい、
相手が、罪人であることが条件に、
裁くことができます。なので、
私をその力で、裁いて
欲しいのです。 」

そう言うと、女性は、更に、ボロボロと、
泣き始めた。、僕は、初めて知った現実と、女性の考えに、困惑した。
そして、一つおもった、

渚「一つ聞いてもいいですか?
なぜ、能力を持っている人と
持っていない人がいるのですか?」

女性「持っていない…そうではありません。誰しも持ってはいますが、その能力の存在を、認知、または、信じていない。
この、どちらかであるがために、能力を発動出来ていないだけです。」

渚「では、僕も持っている
ということですか?」

女性「そういうことになります。

そうすると、無所属の、
二属属性使い…しかも、私の罪は、
ある意味最強…(ボソボソ」

後半、なにか、ボソボソと
言っていた気がするが…。

女性「まぁ、そういうことですので、
我が呪い、罪の能力を、
彼のものに、授ける…。」


は?え?ッちょっと

なんか、体が凄い暑いッ

わぁっァァァァァー!!


目を開けると、そこには、
先ほどの女性が、笑を浮かべていた。

渚「なんで、
いきなりするんですかー!!」

女性「だって、いつまでも、
つづきそうだったから…ね?」

はぁ…。

女性「ちなみに、あなたの、
能力、分かったわよ。」


と、神妙な顔で言われた、


渚「な、何だったんですか?」


女性「それはね、''操''みたいだよ、
あなたは、ほかのひとの
呪い、俗に言う、特殊能力を
操ることが出来る。」


あ、ある意味最強ではないか!!

女性「だけど、デメリットが一つある、
私の能力、''罪''は、
貧血気味になる、それと、
あなたの能力''操''は、なにか、
Keyとなるものが、必要。つまり、
武器となるものをなにか
持たないと、能力は、使えない。」

渚「なるほど…、じゃあ、
それを何にするか。」

女性「そろそろ、
罪 を償いたいのだけどいい?…」

渚「わ、分かりました。」

渚「汝の罪をしり、
汝の罪の重さを知れっ!」


女性「う''っぁあっそ、
この、場所にっ行きなっさいっ!
あ''ァァア!!」

女性は、僕に、地図と、白く透明な、
ロングカーディガンをのこして、
粒子となって消えた。
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