はやく気づけ、バカ。
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「んん~...さっぱりした~...。」
パジャマに身を包み、髪は少し濡れている。
(髪...かわかしたほうがいいかな?)
(いや...でも今日はもう結構遅いし...)
(...明日の朝、髪の毛のことは考えよう。)
と、頭の中で一通り思考を繰り広げた後、お気に入りのテディベアを抱きかかえ、ベッドに入る。
そして、間もなくして眠りにつくーー
ーーーこれが、私の日常だった。
平凡で、どことなく味気のない毎日。
それでも私は今の生活に満足していた。
...まさか、その私の日常が明日から変わっていく、なんて
その時は思いもよらなかったーーー