REAL
………さっきからジャージの内側に隠し持ってるケータイがなっている。しつこいから仕方なくイヤホンを袖から出し耳に当て逆の袖からケータイを持って口に当てた。
「しつこい。今学校。これから部活。」
「リョウ!!お前先生に何言ったんだ!!」
煩くて無意識のうちに舌打ちしてて
「黙れ。茂兄が余計なこと言ったんだろ。」
「………アッ!!あれは違うって!!!あれは、」
「何が違うんだよ。」
「‥怒んなよ」
黙れ。と言ってあたしは切った。
するとソウが誰と聞いてきたがスルーしお金は受け取らないと伝える様にと言った。
「あっ。みんな見なかったことにして。…て言っても言うだろうけど。まぁ大人にばれなきゃ良いから。余計なこと言わないでね。ソゥ。」
「余計なことって?」
「ぅちと親戚が会ったことがあるってこと。
カードを持ってること。
……病院に行ってないこと。」
具合が悪くなったあたしを気にして病院に行こうと言ってくれたが時間がある時に行きますと言って一緒に行くのを避けた。
「やっぱり...なんで行かないわけ?」
めんどいからと言ったら死んでもしらねぇ〜と言われた。
「そんなやわじゃないから。そうゆうのも含めて大丈夫って言っといて。」
そしてあたしは逃げるように戻った。