REAL
時間が過ぎ配達も終わり病院に行った。
この病院は結構大きな病院で学校の近くで5分もしないで着く。
「センセ。オハヨ」
「おはよう。ちゃんとやってるかい?」
「…やってますよ。」
「やってないな〜その言い方は。倒れたりしても知らないよ。そうゆうのは自己責任だから私には関係ないからね。」
………サラっと酷いことを言ったのは水口先生。友達、晴也-セイヤ-のお父さん。お兄さんの静滋-セイジ-サンは研究医。
「毎朝大変じゃないですか?。」
「大変だょ」
だったらやらなくていいと言おうとしたら患者の痛みや苦しみに比べたらたいしたことないじゃないしその家族とかに申し訳ないからと困った様に言われた。
何だかこっち申し訳ない気持ちになった。
きっと茂兄達にでも頼まれたんだろう。
そして点滴が終わると朝は週3にする条件として薬を朝晩必ず飲むことと紙袋をしっかりやることを約束した。
そして学校に着き真っ先に保健室。今日は枕代わりのクッションを持ってきた。
昨日持ってきた膝掛けを取り出しソファーにクッションを抱きしめ横たわり寝る体制に入る。