月光夜話:朧
●シーン8
龍司「…はぁはぁ、危なかった…郁美!おい、目を覚ませって―――」
父親「―――ショックが大きすぎたんだろう…暫くそっとしておいてやれ。――――ところで龍司…」
龍司「あん?」
父親「あの洞窟でお前は何を見た?…何か見つけなかったか?例えば、こう、剣や珠のような物とか…」
龍司「はぁ?…親父、おかしいぜ?俺には分かる…親父が行こうとしてたのはきっとあの洞窟だろ?その洞窟の事を何で俺に聞く?
――――お前、親父じゃねぇなっ!」
父親「…そうか…もう、移ってしまったのか…ならば可哀想だが、二人とも死ぬまでだな…」
龍司「てめえっ!」
SE:バサバサッ(怪物の羽音)
怪物「ギェェェェェェッ!」
龍司「やっぱり化け物かっ!」
怪物「ギャアアアアァァァァァッ!」
龍司「うわああぁぁっ!」
SE:ドサァッ(叩きつけられる龍司)
龍司「ぐあっ…くっ、くそぉ…」
怪物「ギギ…ココデ…シヌ…ヨリシロ…イッショ…ギギ…」
龍司「こっ、このままじゃ郁美まで…やらせねーぞっ!」
怪物「ギェェェェェエエエッ!」
龍司「くうっ―――!」
SE:パシーーーーーンッ(光に弾かれる怪物)
怪物「ギェャャァアアアアァッ」
龍司「―――――っ !? 」
父親「―――ショックが大きすぎたんだろう…暫くそっとしておいてやれ。――――ところで龍司…」
龍司「あん?」
父親「あの洞窟でお前は何を見た?…何か見つけなかったか?例えば、こう、剣や珠のような物とか…」
龍司「はぁ?…親父、おかしいぜ?俺には分かる…親父が行こうとしてたのはきっとあの洞窟だろ?その洞窟の事を何で俺に聞く?
――――お前、親父じゃねぇなっ!」
父親「…そうか…もう、移ってしまったのか…ならば可哀想だが、二人とも死ぬまでだな…」
龍司「てめえっ!」
SE:バサバサッ(怪物の羽音)
怪物「ギェェェェェェッ!」
龍司「やっぱり化け物かっ!」
怪物「ギャアアアアァァァァァッ!」
龍司「うわああぁぁっ!」
SE:ドサァッ(叩きつけられる龍司)
龍司「ぐあっ…くっ、くそぉ…」
怪物「ギギ…ココデ…シヌ…ヨリシロ…イッショ…ギギ…」
龍司「こっ、このままじゃ郁美まで…やらせねーぞっ!」
怪物「ギェェェェェエエエッ!」
龍司「くうっ―――!」
SE:パシーーーーーンッ(光に弾かれる怪物)
怪物「ギェャャァアアアアァッ」
龍司「―――――っ !? 」