月光夜話:朧
●シーン3
SE:サーッ(襖を開ける女将)
女将「お客様、宿帳をお持ちしました」
龍司「あ、はい」
SE:サラサラサラ(記帳する龍司)
女将「あら、お二人ご兄妹では無かったのですか…?どうしましょう、お部屋を分けた方が…」
龍司「ああ、大丈夫ですよ、コイツに俺をどうこうする度胸なんてありませんから」
郁美「おいおい、逆だろ逆」
女将「ほほほ、本当に仲がよろしくて」
龍司「いえいえ、ただのくされ縁ですから。――――それにしても、のどかでイイところですね、ここは」
郁美「ホント、空気も美味しいし」
女将「そうですね、田舎なのがとりえのような町ですから…でも若い人たちはやっぱりそれが嫌なようですね…」
龍司「そうですか、俺こんな雰囲気好きだけどなぁ」
郁美「アタシもっ♪」
女将「有難う御座います。ではご夕食の準備が出来ましたらまた参ります」
SE:サーッ(襖を閉める女将)
龍司「―――ふぅ…とりあえず一息つけるな」
郁美「ところで…龍司君…」
龍司「ん?」
郁美「そろそろこのコート、脱いでもいい?」
龍司「って、まだ着てたのか?部屋の中ならイイから、楽にしなって」
郁美「良かったぁ☆」
女将「お客様、宿帳をお持ちしました」
龍司「あ、はい」
SE:サラサラサラ(記帳する龍司)
女将「あら、お二人ご兄妹では無かったのですか…?どうしましょう、お部屋を分けた方が…」
龍司「ああ、大丈夫ですよ、コイツに俺をどうこうする度胸なんてありませんから」
郁美「おいおい、逆だろ逆」
女将「ほほほ、本当に仲がよろしくて」
龍司「いえいえ、ただのくされ縁ですから。――――それにしても、のどかでイイところですね、ここは」
郁美「ホント、空気も美味しいし」
女将「そうですね、田舎なのがとりえのような町ですから…でも若い人たちはやっぱりそれが嫌なようですね…」
龍司「そうですか、俺こんな雰囲気好きだけどなぁ」
郁美「アタシもっ♪」
女将「有難う御座います。ではご夕食の準備が出来ましたらまた参ります」
SE:サーッ(襖を閉める女将)
龍司「―――ふぅ…とりあえず一息つけるな」
郁美「ところで…龍司君…」
龍司「ん?」
郁美「そろそろこのコート、脱いでもいい?」
龍司「って、まだ着てたのか?部屋の中ならイイから、楽にしなって」
郁美「良かったぁ☆」