月光夜話:朧
SE:ギュルルルルルルルルルルルルルッ(スピンするタイヤ)
怪物「ギェーーーーーーーーーーーッ!」
SE:シャアアアァァァァァァァッ(吐き続ける糸)
男A「す、凄ぇ…ホイルスピンでヤツの糸を巻き取ってる…」
女B「で、でもアイツに切られちゃうよっ」
牙月「いや、無理じゃな…何をするにも初動、つまり初めの一歩を抑えられてはどうにもならん…
すでにヤツはそのタイミングを外されておるのじゃ」
SE:シュルルルルルルルルッ(尚も吐き出されていく糸)
怪物「――――ゲ…ゲゲッ…」
男A「化け物が…苦しがってやがる…」
牙月「―――――ふっ、終いじゃ…」
SE:――――シュルルッ!(吐き出される糸が止まる)
怪物「ギェエエエエエッ!」
SE:ヴォンヴォンッ―――フォオオオォンッ(アクセルを戻す朧)
朧「――どうやらネタぎれみてーだな!」
怪物「ギ…ギギャッ!」
SE:ヒュウウウウッ(ジャンプして巣に飛びつく怪物)
女B「ああっ、巣に逃げこんじゃったよっ!」
男A「どーすんだよっ、おいっ!」
朧「―――――――ちぃっ、あそこに逃げ込まれると、ちとやっかいだぜ…」
牙月「大丈夫じゃ、朧!」
朧「 !? 」
牙月「ヤツの巣から抜ける時、少しばかり細工をしておいた―――――見てみぃっ!」
朧「―――あ、あれは…ヤツの糸の上に髪の毛の網が…牙月っ !? 」
牙月「…髪は女の命とはよく言ったものじゃ…
―――――『月の意思』はその依り代の代謝機能を自在に操る事が出来る…もう貴様の糸は使い物にならんぞ…」
怪物「ギ、ギギギィィッ」
牙月「言ったじゃろぅ…礼はさせてもらうとな…――――行けぃ、朧ぉっ!」
朧「おおっ!――――とぉっ!」
SE:ヒュウウウウッ(ジャンプする朧)
怪物「ギギギギィッ」
朧「うおおおおっ!」
SE:ヒュッ、ガッ、キイィィィィンッ(二人の激戦)
怪物「ギェーーーーーーーーーーーッ!」
SE:シャアアアァァァァァァァッ(吐き続ける糸)
男A「す、凄ぇ…ホイルスピンでヤツの糸を巻き取ってる…」
女B「で、でもアイツに切られちゃうよっ」
牙月「いや、無理じゃな…何をするにも初動、つまり初めの一歩を抑えられてはどうにもならん…
すでにヤツはそのタイミングを外されておるのじゃ」
SE:シュルルルルルルルルッ(尚も吐き出されていく糸)
怪物「――――ゲ…ゲゲッ…」
男A「化け物が…苦しがってやがる…」
牙月「―――――ふっ、終いじゃ…」
SE:――――シュルルッ!(吐き出される糸が止まる)
怪物「ギェエエエエエッ!」
SE:ヴォンヴォンッ―――フォオオオォンッ(アクセルを戻す朧)
朧「――どうやらネタぎれみてーだな!」
怪物「ギ…ギギャッ!」
SE:ヒュウウウウッ(ジャンプして巣に飛びつく怪物)
女B「ああっ、巣に逃げこんじゃったよっ!」
男A「どーすんだよっ、おいっ!」
朧「―――――――ちぃっ、あそこに逃げ込まれると、ちとやっかいだぜ…」
牙月「大丈夫じゃ、朧!」
朧「 !? 」
牙月「ヤツの巣から抜ける時、少しばかり細工をしておいた―――――見てみぃっ!」
朧「―――あ、あれは…ヤツの糸の上に髪の毛の網が…牙月っ !? 」
牙月「…髪は女の命とはよく言ったものじゃ…
―――――『月の意思』はその依り代の代謝機能を自在に操る事が出来る…もう貴様の糸は使い物にならんぞ…」
怪物「ギ、ギギギィィッ」
牙月「言ったじゃろぅ…礼はさせてもらうとな…――――行けぃ、朧ぉっ!」
朧「おおっ!――――とぉっ!」
SE:ヒュウウウウッ(ジャンプする朧)
怪物「ギギギギィッ」
朧「うおおおおっ!」
SE:ヒュッ、ガッ、キイィィィィンッ(二人の激戦)