月光夜話:朧
●シーン4
SE:ギャアギャア(鳥の声)
郁美「…我々取材班は、この魔境の中を黙々と進んでいるのであります…が、次の瞬間っ!」
龍司「そんなボケはいいからな、郁美」
郁美「だってだって~、こんな事でも言ってないと怖くて間が持たないよ~~
携帯も完璧圏外だし…一体何処まで行くの?小父さん~」
龍司「それは俺も気になってた。なぁ親父、一体何の…」
父親「――――しっ、静かに…」
龍司「親父?」
郁美「小父さん?」
SE:ザザザザザザッ(茂みの中を何かが走る)
郁美「何っ?今の音!」
父親「危ないっ、郁美ちゃんっ!」
怪物「ギエエエエエエェェェッ!」
SE:バキイイイッ
父親「うわあぁぁぁっ」
SE:ガラガラーーーーッ(崖を落ちていく父親)
郁美「小父さんーーーーーーっ!」
龍司「郁美っ、竹刀だ、早くっ!」
郁美「えっ?あっ、はいっ!」
SE:ちゃっ(構える龍司)
ザザザザザザッ
郁美「来るよっ、龍司君っ!」
龍司「黙ってろ、気が散るっ!」
静寂
SE:ザザザザザザザーーーーーーーーーッ
龍司「そこだあぁぁぁぁッ!」
怪物「ギャアアアアアアァァッ!」
SE:バッキイイィィィィッ(打撃音)
怪物「ギェエエェェェェェッ!」
SE:ザザザザザザザッ…(遠ざかる物音)
龍司「はぁ、はぁ、はぁ…」
郁美「大丈夫っ?龍司君っ」
龍司「な、何とかな…でも次来られたらヤバイぜ…」
郁美「竹刀が…粉々だわ…はっ、そうだっ!小父さんっ !? 」
郁美「…我々取材班は、この魔境の中を黙々と進んでいるのであります…が、次の瞬間っ!」
龍司「そんなボケはいいからな、郁美」
郁美「だってだって~、こんな事でも言ってないと怖くて間が持たないよ~~
携帯も完璧圏外だし…一体何処まで行くの?小父さん~」
龍司「それは俺も気になってた。なぁ親父、一体何の…」
父親「――――しっ、静かに…」
龍司「親父?」
郁美「小父さん?」
SE:ザザザザザザッ(茂みの中を何かが走る)
郁美「何っ?今の音!」
父親「危ないっ、郁美ちゃんっ!」
怪物「ギエエエエエエェェェッ!」
SE:バキイイイッ
父親「うわあぁぁぁっ」
SE:ガラガラーーーーッ(崖を落ちていく父親)
郁美「小父さんーーーーーーっ!」
龍司「郁美っ、竹刀だ、早くっ!」
郁美「えっ?あっ、はいっ!」
SE:ちゃっ(構える龍司)
ザザザザザザッ
郁美「来るよっ、龍司君っ!」
龍司「黙ってろ、気が散るっ!」
静寂
SE:ザザザザザザザーーーーーーーーーッ
龍司「そこだあぁぁぁぁッ!」
怪物「ギャアアアアアアァァッ!」
SE:バッキイイィィィィッ(打撃音)
怪物「ギェエエェェェェェッ!」
SE:ザザザザザザザッ…(遠ざかる物音)
龍司「はぁ、はぁ、はぁ…」
郁美「大丈夫っ?龍司君っ」
龍司「な、何とかな…でも次来られたらヤバイぜ…」
郁美「竹刀が…粉々だわ…はっ、そうだっ!小父さんっ !? 」