『星が綺麗なあの場所で。』
文化祭
「ねーねっ!私も来てよかったの??」
今日は乙部大学の文化祭の日、友達の咲も連れて行くことにした。
「いいのいいの!咲は乙部の文化祭1度は行ってみたいって言ってたでしょ?」
「ありがとーーーっ、莉沙は女神だね!私色々と回ってくるねーーーっ!」
ほんとに元気だなぁ…その元気分けてほしいよ!
「行ってらっしゃい、迷子にならないようにね?」
咲が行って暫くすると…
「ほんとに来てくれたんだね!ありがと!」
翔真が莉沙にお礼を言った。
「あ、いえ、あの!こちらこそ友達が来たがってたので!ありがとうございます!」
翔真さんほんといい人だな…。
「ところでさ、優人と話したくない?」
突然のことにびっくりしつつも、莉沙はすぐに会いたいと答える。
「今日はとりあえず文化祭楽しんでね!文化祭が終わったら放課後に校門のところで待ってるって言ってたから!」
「あ、はい!わかりました」
莉沙ちゃんはホントのこと知っても優人を好きでいれるのかな…
翔真は色んなことを思いつつも自分のクラスの模擬店のブースまで戻って行く。
「放課後かぁ…それまでお店巡ろうかな」