お兄ちゃん…

未散を殺し…数日が経っても
野次馬が公園に集まっていた。
私は未散を殺した時に着ていた服を着て
野次馬と一緒にあの公園に行った。
そして…私は未散を殺したあの場所に
向かって何故か笑顔で笑っていた。

未散を殺した時に着ていた
白いワンピースは未散の血で
赤茶色く染まってるのに…
誰も何も気付かなかった…。
私の存在なんて無いかのように…。

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