お兄ちゃん…

私はお兄ちゃんが急いで家に帰るのを
横目で見ていた。

お兄ちゃんは、もう家に着いた頃だろうと
思い私も家に帰ることにした。

玄関の鍵はいつも通りに開いていて
私は自分の部屋に行き未散と比奈里 苺花の血で染まったワンピースを脱ぎ
クローゼットにしまい
白いワンピースに着替えた。

そして…新品の包丁を引き出しから
取り出しお兄ちゃんの部屋に入った。
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