MAYBE TOMORROW
そして
「ひとりの、女の子のためだけに歌います」
って。

そして四回のギターを叩く音。

(わたしはその歌を聴いたのだ。夢のような時間が蘇る)

お兄ちゃんが、わたしのために歌ってくれた歌。

わたしだけのために歌ってくれた歌。

はじめて逢ったときに歌っていた歌。

『MAYBE TOMORROW』
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