貴方ことが好きです・・・・泡沫の桜
~8月下旬~ 悲劇の一日
 桜と会って三週間、毎週月の森で密会?いやデートをしていた。ただ単純に、隣にいて星を見て月を見て笑ってだだそれだけで幸せだった。だか、今ぼくは窮地に立たされてしまった。 
 何処から漏れた情報かしれないが、デートをしてる時、誰かに見られ先生に密告されてしまったようだ。そして、親まで呼ばれ指導室にいる。親には指導室の中でひっぱたかれた。理由も聞かずに・・・・。
 指導担当のA先生が入ってきた
 A先生「担当直入に聞くが進学クラスコースの海 桜さんはしってるか?そしてお付き合いしてるとの情報も聞いた本当なのか!?」
 佐藤「知ってます。そして健全なお付き合いをさせて・・・・」
佐藤の父親、母親同時に「申し訳ありません。この馬鹿があんなお嬢様と付き合っていたなんて。」「どうかお許し下さい。凛にはキツク、キツク言っておきますので。」
 佐藤「ちょっと待ってよ。何で、僕と桜は健全なお付き合いをしていて桜、自身も認めて・・・」   A先生「佐藤、お前も知ってるはずだが、刀坂君とね婚約してるはずなんだよ。君が出る幕はないんだ。君のお父さん、お母さんに免じて見逃すが二度近づくな。分かったな」
 佐藤「桜は海さんは刀坂さんと婚約するなんて、言っないんだ。僕は海さんを幸せにするって」僕の頬に痛みが走った。父親が殴った。
 佐藤の父「申し訳ありません。この馬鹿に家で強く言っておきます。」頭を下げる父親と母親。僕はただ守りたくて近くにいたくて、でも家には居場所がなくて桜と一緒にいることが僕の幸せなのにそれすらも全て奪いさるのか。涙が伝ってきた。悔しかった。何も伝えられなかった・・・・。
 父親と母親に連れられ僕は帰る嵌めになった。家では罵声をあびせられたでも、桜が学校にきてくれれば・・・。とその時は思っていた。
  
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