貴方ことが好きです・・・・泡沫の桜
~10月~ 凛の友達、援助、
 10月になって少しだけ自由ができた。家では肩身が狭い思いをしてるが、友達が家にきてやっと中に入らせてくれた。
 中村「久しぶりだな、体は壊してないか?体すごく痩せたな」
 佐藤「中村は元気そうだな。僕は大丈夫だよ。親が失礼なことばかりして申し訳ない。」
 中村「別に気にしないさ。お前が元気なら!それより面会時間がないから30分だけしかないし、早速桜ちゃん情報を言うぜ。」
 佐藤「面会時間・・・・僕は囚人か・・・」
 中村「今は桜ちゃんの情報が先だろうが、頭しっかり働かせて聞けよ。」
 佐藤「そうだな。ありがとう中村。桜の情報を聞かせてくれ!。」
 中村「お前が居なくなった日から桜ちゃんは女子から無視され続けられてる状態だが、それ以外は何もされてない。毎日学校にもきてる。一応、刀坂の野郎も毎日きて女子からチヤホヤされていい気分満載で学校を謳歌してるよ。で、ここからが本題だ!俺、桜ちゃんの運転手さんと仲良くなって桜ちゃんの事言ったんだよね。そしたら、桜ちゃんを一日だけ自由にさせられるようにセットしてくれるそうだ。12月25日に桜ちゃんの姪がきて桜の代わりにイルミネーションデートを車でしてくれる。その間、一日だけ桜ちゃんと自由にできるようにセットしてきた。分かったな。また、当分の間、来れないと思うが桜ちゃんからメッセージ貰ってきたから良く聞け。
  「凛待ってる。私、一人じゃお月様も泣いてるわ。君の凛の事が恋しい。恋風がふくたび思い出すの幸せな日々を。」って言われた。いいなお前ら、幸せ者目(笑)そろそろ、時間かなまた、来るからよろしくな頑張れよー」
 佐藤「中村、ありがとう。本当になんて言っていいか・・・・どうか運転手さんにも宜しくお願い致しますと、伝えてくれ。そして桜にも・・・月の森じゃないけど桜の側で一緒に見てるよって言ってくれ。」
 中村「了解!じゃーまた後でなー」
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