貴方ことが好きです・・・・泡沫の桜
 敵では無かったようだ。少し不安だったが思えば和一さんなんかは、見たことがあるような気がする。
 凛「そう呼ばせていただ来ます。お世話になります。」
三爺さん「皆、熊仕留めるためにここにいることになっとる。といってもお前さんはグルグル他の所に行って山の中を一日中歩きまわる。寝るときだけここの爺さんと一緒だ。って言っても全員一緒に寝るためには居ない。架空の為に何グループかに分けて移動する。お前さんも大変だろうが頑張れや。ただし、警察にワッカかけられる分けにはいけないからな。そこは大人の事情だよ。」 
 凛「ありがとうございます。助かります。僕のもってるお金で・・・」
爺さん一同「小僧が生意気言ってんじゃねぇー。気にすんな。食料や情報は俺達がもらって来るからな、お前さんの敵は刀坂さんの家たべ。あそこはデカイ会社だぁー。旧海村の意見も聞かず都市開発してしまった。俺達は海村が好きだぁーだから熊の巣にはしたくねぇー。ただそれだけ、何も気にすんなさぁ。」
 海村出身の爺さん達は優しかった。正吉=爺ちゃんのおかげでここまでしてくれる。爺ちゃんはどこまで分かってたんだろう。 
< 28 / 55 >

この作品をシェア

pagetop