あなたヘの想いを空に描いた☆世界で…ただ一つの詩

4.大好き







手を離せば、
消えてしまいそうで…


手を離せば…
終わってしまいそうで…


ずっと怖かったんだ。


空気が一つも入らないくらい
手を握りあって…。


誰も入り込めないくらい…
強く抱き合って…



警戒心いっぱいだった…。



でもね…?
それくらい大好きだったの。


こんな事考えちゃうのは…
独占欲が強いのかな―――?



だから、アナタにも
思ってほしいの…。


アタシと同じくらい…。



アタシの事が
大好きだったんだよ?って…






< 4 / 21 >

この作品をシェア

pagetop