時空を飛び越えました~私の知ってる新撰組ではないようです~
喜んでいると、沖田はポンポンッと一花の頭を撫で行くよと歩き始めた。
その後をあわてて追いかけようとして、沖田が先ほどまで座っていた場所が暖かいことに気づいた。
そっと、手で触れる。
まだ、温かい。ついさっき座ったって言うのは嘘なんじゃない??じゃあ、いつから??
立ち上がり、沖田の背を見ていると、彼はクルリと振り返り不思議そうに首をかしげた。
「なに??いかないの??」
『い、いきます』
沖田を一花は急いで追いかけた。
気にはなるけど、本人に直接聞けないよ。もしかして、布団の中に入れてくれたのも、沖田さん??
疑問は、また次の疑問を生み、モンモンと考える。
うん、とりあえず。お風呂でサッパリしよう。