名前のないStory
1 始り
『新しい生活』愛莉side
桜が咲き誇る4月
同級生達は真新しい制服に身を包む中
あたしは一人、夜間定時制の入学式を迎えようとしていた。
「なに着ようかなぁ…」
「あんまジャラジャラつけんなよ」
「…はぁい」
パパンはファッションって物を分ってない…っ!!
ま、∨系ファッションを否定されないだけでましかな
あたしは花崎愛莉(ハナサキアイリ)
今年16才になるV系ファッションまっしぐらな一応女子高生です。
この3月に中学校を卒業して、今日地元にある夜間定時制の学校に入学します
小中学校、不登校だったあたしが高校なんて続けれるのかな??
色々不安でいっぱい
ま、パパンとの約束は入学だけして後は好きにしていいってことだったからね!!
きっとすぐ辞める
入試でみたカンジ…友達に慣れそうな子、いなかったもん。
「そろそろいくぞー」
「えー…」
ちなみにあたしの家は父子家庭。
パパンとお姉ちゃんとあたし。
今時ーな話…離婚です。国際結婚って難しいよね。
あたしが小1の頃に離婚して、あたし達姉妹はパパン側に。
でも、週一のペースでママンとでかけたりしてるよ。
父子家庭、それもあたしを定時制に向かわせる理由の一つかもしれない。
「生徒は教室上がって、保護者はそっちだって」
「ん。」
「んじゃ、あとでね」
「おとなしくしとけよ」
「…なにそれ」
教室上がるのドキドキする…!!
「…ケッコー来てるなぁ」
誰に話しかけるわけじゃなく、あたしは呟いて自分の席に座った
「……」
暇だわ…
「ねぇ!アドレス教えて!!」
「Σえっ!?あ、うん」
ビックリしたー…
凄い積極的だな、この子。
あたしより少し高いくらいの身長で黒く長い髪を横で束ねてる
「えっと…谷本春奈(タニモトハルナ)ちゃん??」
「春奈ってよんで!」
「わかった^^んじゃあたしも名前で読んで」
「里奈も交換してもらいなよ!」
「あ、うん」
春奈は一緒にいた子に一言言うと次はあたしの隣の子とアドレス交換してる。
同級生達は真新しい制服に身を包む中
あたしは一人、夜間定時制の入学式を迎えようとしていた。
「なに着ようかなぁ…」
「あんまジャラジャラつけんなよ」
「…はぁい」
パパンはファッションって物を分ってない…っ!!
ま、∨系ファッションを否定されないだけでましかな
あたしは花崎愛莉(ハナサキアイリ)
今年16才になるV系ファッションまっしぐらな一応女子高生です。
この3月に中学校を卒業して、今日地元にある夜間定時制の学校に入学します
小中学校、不登校だったあたしが高校なんて続けれるのかな??
色々不安でいっぱい
ま、パパンとの約束は入学だけして後は好きにしていいってことだったからね!!
きっとすぐ辞める
入試でみたカンジ…友達に慣れそうな子、いなかったもん。
「そろそろいくぞー」
「えー…」
ちなみにあたしの家は父子家庭。
パパンとお姉ちゃんとあたし。
今時ーな話…離婚です。国際結婚って難しいよね。
あたしが小1の頃に離婚して、あたし達姉妹はパパン側に。
でも、週一のペースでママンとでかけたりしてるよ。
父子家庭、それもあたしを定時制に向かわせる理由の一つかもしれない。
「生徒は教室上がって、保護者はそっちだって」
「ん。」
「んじゃ、あとでね」
「おとなしくしとけよ」
「…なにそれ」
教室上がるのドキドキする…!!
「…ケッコー来てるなぁ」
誰に話しかけるわけじゃなく、あたしは呟いて自分の席に座った
「……」
暇だわ…
「ねぇ!アドレス教えて!!」
「Σえっ!?あ、うん」
ビックリしたー…
凄い積極的だな、この子。
あたしより少し高いくらいの身長で黒く長い髪を横で束ねてる
「えっと…谷本春奈(タニモトハルナ)ちゃん??」
「春奈ってよんで!」
「わかった^^んじゃあたしも名前で読んで」
「里奈も交換してもらいなよ!」
「あ、うん」
春奈は一緒にいた子に一言言うと次はあたしの隣の子とアドレス交換してる。