アメときどきパン
「そーいや、ゆっきー。いきなりだけどあんま浮いた話聞かないよな。」

チャラ男はパンを選びながら話しかける。

「浮いた話?」

「誰かと付き合ったことあんの?」

「ない。」

「だろうねー。だってゆっきー顔はいいのに愛想がないんだもん。」

「お前は顔もアホそう、遊んでそう。で…」

「やめて、ゆっきー。もう心折れそう。」

しおしおになってくチャラ男。

俺は嘘をついた。付き合ったことある奴は1人いる。同クラの女。優華。

病弱だ。
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