磁石の定義
「はあ?和也に彼女ー?」
祐一兄は、私と半分こしたアイスシャーベットのかたわれを食べながら、すっとんきょうな声を出した。
あの噂を聞いてから1ヶ月、真実か否かもわからないまま、何の気なしに時間だけが過ぎていた。
「和也とは中2でクラスが離れてから、そんなに深い話はしてないから、全然知らなかったよ。
てゆうか、普通俺に言うだろ。
お前 なんか勘違いしてるんじゃないの?」
自称 和也くんの親友・祐一兄に聞いても分からないなんて。
確かに少数の女の子の噂で決めつけるのは早いよね。
でも、それならそれで、超綺麗な人って誰なんだろう?
祐一兄はまだ後ろで、まじかよーとかうそだろーとか言ってるけど、それを無視して自分の部屋に戻る。
机の上には、小学生の頃、和也くんの家も一緒に 家族ぐるみで行った海の、和也くんと私、おまけに祐一兄の3ショット写真がある。
私はそれを見ながら、アイスシャーベットのかたわれをガリガリ言わせつつ、和也くんのことをかんがえた。
祐一兄は、私と半分こしたアイスシャーベットのかたわれを食べながら、すっとんきょうな声を出した。
あの噂を聞いてから1ヶ月、真実か否かもわからないまま、何の気なしに時間だけが過ぎていた。
「和也とは中2でクラスが離れてから、そんなに深い話はしてないから、全然知らなかったよ。
てゆうか、普通俺に言うだろ。
お前 なんか勘違いしてるんじゃないの?」
自称 和也くんの親友・祐一兄に聞いても分からないなんて。
確かに少数の女の子の噂で決めつけるのは早いよね。
でも、それならそれで、超綺麗な人って誰なんだろう?
祐一兄はまだ後ろで、まじかよーとかうそだろーとか言ってるけど、それを無視して自分の部屋に戻る。
机の上には、小学生の頃、和也くんの家も一緒に 家族ぐるみで行った海の、和也くんと私、おまけに祐一兄の3ショット写真がある。
私はそれを見ながら、アイスシャーベットのかたわれをガリガリ言わせつつ、和也くんのことをかんがえた。