きみはシャボン玉。
一通り話終えたあと、ふと、思った。
「あれ、でも今日月曜日じゃないからこなくても大丈夫だったんだよ。」
「だって、橘くんは毎日きてるってゆってたから。」
「そんなに本の感想聞きたかったんだ。おもしろいね、月島さん。」
そういったら、月島シズクは照れたように笑った。
でも、嬉しそうな笑みではなくて、悲しそうな切ない笑みだった気がして、月島ミノルの最新刊の主人公を思い浮かばせた。
そんな彼女がなぜか綺麗にみえて、少しだけ心が動いた。
「そうだ、今日入部届けもらったんだよ。書いてきてね。」
「あ、ありがとう!助かる!」
そうしたら、また月島シズクは笑った。
その笑みは本当に嬉しそうだったからさっきの笑みは気のせいだと感じた。
でも、僕は彼女の切ない笑みが忘れられなかった。
「あれ、でも今日月曜日じゃないからこなくても大丈夫だったんだよ。」
「だって、橘くんは毎日きてるってゆってたから。」
「そんなに本の感想聞きたかったんだ。おもしろいね、月島さん。」
そういったら、月島シズクは照れたように笑った。
でも、嬉しそうな笑みではなくて、悲しそうな切ない笑みだった気がして、月島ミノルの最新刊の主人公を思い浮かばせた。
そんな彼女がなぜか綺麗にみえて、少しだけ心が動いた。
「そうだ、今日入部届けもらったんだよ。書いてきてね。」
「あ、ありがとう!助かる!」
そうしたら、また月島シズクは笑った。
その笑みは本当に嬉しそうだったからさっきの笑みは気のせいだと感じた。
でも、僕は彼女の切ない笑みが忘れられなかった。