きみはシャボン玉。
第2章 「衝撃」
夏はあまり好きではない。暑いし、じめじめするし。
だけど、今年は違った。なんだかわくわくして、小説にも身が入らなかった。
夏休みに入り、シズクとの約束の日。
約束は夕方なのに、早朝に目が覚める始末に自分でも驚いた。
夏休みに入り、学校よりシズクに会う機会が少なくなっていたから久しぶりに会えることに心踊らせた。
僕は気づき始めていた。
自分の気持ちに。
シズクが好きだということに。
だってそうだろう?シズクのことは誰よりも知っているつもりだし、シズクだって僕に一番心を開いている。
話が合うことや、みかけによらずよく笑うとこや、子供っぽいとこ、かわいいとこ、全部話して、見て、感じた。
最初の頃は危なげでほっとけない存在、それだけだったが、今や、シズクをみると愛しくて守りたくて。
でも、触れたら壊れそうだから、大事に大事にして。
それが恋だと知った。
きらきらしていた。シズクも、心も。
二人で花火大会だなんて、絶好のチャンスだと思った。
今日、シズクに告白しよう。
だけど、今年は違った。なんだかわくわくして、小説にも身が入らなかった。
夏休みに入り、シズクとの約束の日。
約束は夕方なのに、早朝に目が覚める始末に自分でも驚いた。
夏休みに入り、学校よりシズクに会う機会が少なくなっていたから久しぶりに会えることに心踊らせた。
僕は気づき始めていた。
自分の気持ちに。
シズクが好きだということに。
だってそうだろう?シズクのことは誰よりも知っているつもりだし、シズクだって僕に一番心を開いている。
話が合うことや、みかけによらずよく笑うとこや、子供っぽいとこ、かわいいとこ、全部話して、見て、感じた。
最初の頃は危なげでほっとけない存在、それだけだったが、今や、シズクをみると愛しくて守りたくて。
でも、触れたら壊れそうだから、大事に大事にして。
それが恋だと知った。
きらきらしていた。シズクも、心も。
二人で花火大会だなんて、絶好のチャンスだと思った。
今日、シズクに告白しよう。