きみはシャボン玉。
月が、僕らを照らす。
星が、僕らを囲む。
河がいいBGMで、風が雰囲気を運ぶ。

「…シズク」

「ん?なに?」

シズクがじっと僕を見る。
目が合ってるはずなのに、シズクは僕を見ていない気がした。
でも、今しかないんだ。

「いきなりだけど、シズク、君が好きだよ。

うまくいえないけど、僕の毎日を変えたのは君で、毎日が楽しくなって、君がいなきゃさみしいと思うようになった。
変わりなんていない、そう思った。
自信はないよ、けど、君を大事にしたい。
僕に自信をくれるのはシズクなんだ。
一緒に、いてほしい。」

くさすぎるかな。

こんなに長々と言うつもりはなかったのに。

シズクを見つめると、いろいろな感情が込み上げて、

いまにも


溢れだしそうだ。
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