異世界ゲーム
「間違い……?」

「ええ。とても大きなね」

「教えなさいよ!!」

「あなた達がいる場所は何階ですか?」

何階?そんなの決まってる……

「一階よ」

「さて?それは本当でしょうか?こんな簡単に見つかるようにする訳ないでしょう?」

ウソ……。まさか地図には書かれていない階があるってこと?

「そうそれから、何故あなた達はそんなに大きな声で喋っているのです?後ろにサクラちゃんがいますよ?クククッ」

やられた……。最悪だわ……私達……死ぬのね

「うふふ、サヨナラ。この地獄から抜けるには次のギセイシャがこのゲームを終わらせなければならない。出れるといいね」

これが私の最期に聞いた声だった
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