異世界ゲーム

「サクラと遊んでよそしたらここから出してあげる」

ここから出す……?

「ルールは簡単サクラに見つかったら死んじゃうの」

「はぁ!?死ぬってなんだよ!」

コウタが言った

「……死にたくないなら全力で見つからなければいいの」

「そうだけど……!」

……そうだけど死ぬのはあんまりよ……

「それから時間制限はないからね。このゲームを終わらせるためには
この屋敷のどこかにあるカギを見つけてドア赤1を開ければいいの」

「……もしその遊びを断ったら?」

ナギサ……

「え?サクラの遊びを断ったら死ぬに決まってるわ」

そんな……

「それじゃ、私たちに拒否権は無いの!?」

「んー、キョヒケンとか難しい事わかんないけどサクラと遊ばないと
ここから出れないからね」

そう言うとサクラちゃんはその場で小さく踊った

「あー!1個言い忘れてたけどこのゲームに参加できる人数は3人だよ!」

3人……

「参加しねぇやつはどーすんだよ」

「参加しない人はサクラのチームに入るんだよ」

「……おいどーする」

どうって

「ミハル、お前は俺と一緒にいろ」

「コウタ……うん分かった」

あと1人……

「ハヤト……こっち来てくれるか?」

「……うん」
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