異世界ゲーム
でもここに無いんじゃここにいる意味が無い……
「コウタ、ハヤトこの部屋から移動しよう」
「はぁ?本気で言ってんのか?見つかったら……」
「見つかんないようにすればいいじゃない」
そう言うとコウタは少し渋って
「……分かった移動しよう」
「ハヤト、いい?」
「うん……!いいよ行こう」
こうして私たちはこの部屋を移動した
「ここまで来たら安全だろ……まぁここに来る途中で
見た訳じゃねぇけど」
「うん……じゃあこの部屋はさっきの部屋より広いから
皆でカギを探そう」
…………無いコウタとハヤトはどうだろう
「コウター?あった?」
「いや無ぇミハルんとこも無かったか?」
「うん……ハヤトは?」
「…………」
?返事がない……どうしたんだろ
「ねぇハヤト!?」
「…………ミ、ミハル」
「何?どうかしたの?」
「これ」
そう言ったハヤトの手にはカギが握られていた