素顔のまんま《短編》
雲を裂いた光が差し込んだ。


その瞬間、降り続いていた雨が止んでいた。



大きな

大きな

虹と共に。


久しぶりの太陽に。


久しぶりの笑い顔。


君がいつでもそこにいる。
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