Q. ねぇ、先生、これって恋なんですか?[完]
『せんせぇ、夢じゃないよね?
 
…ほんとだよね?』

自然と涙が溢れていた。

嬉しすぎて。

信じられなくて。

「なんでおまえが泣くんだよ?
 
そんなに嫌だったか?」


『そんなわけないじゃん…

先生のばか…

私も先生のこと、



大好きだよ!』


「まじで…!?

俺、ずっとおまえに嫌われてるんじゃないかって、

嫌いじゃないって言われた後も思ってたんだぞ…」

顔を若干赤らめながら言う先生。


『嫌われてなくてよかったね笑』


「また上から目線にいいやがって〜」

先生はにひゃりと笑って髪をわしゃわしゃしてくる。
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