桜ヶ丘物語
┗Round1 *鈴音side
『俺と付き合ってっ!!!』
目の前には派手な髪をして、装飾品じゃらじゃらの、いかにも軽そうな男。
顔は、この前マコが「カッコイイ」と騒いでた芸能人のナントカって人に似ているような気もする。
きっとそこまで悪くない。
悪くないんだろうけど―…
「あのー…?」
私が黙ったままのせいか、ナントカ似の三谷君は不安そうな顔でこっちを見つめている。
あぁ…メンドクサイ。
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