桜ヶ丘物語
「はぁ…」

馬鹿三谷が俺から視線を外したと思ったら、盛大にため息をつきやがった。
しかもなんか、哀れむような目をしながら。

むかつく…


「お前本当にさっきからなんな訳?」


自然と口調が刺々しくなる。
でも、三谷は馬鹿だからそんな俺の変化に気づきもせず…





「なんでこんなのがトップなんだろうなぁ?」





俺抜きの会話を始めやがった……!



.
< 48 / 135 >

この作品をシェア

pagetop