あなたが生きるわたしの明日
「……ねぇ」
今に来る、今に来る、とパソコンをの画面をにらみつけていたけれど、件数は0のまま、一向に増えるようすがない。
相変わらず、他の三人もそれぞれ漫画本や丸い玉や手鏡に夢中だ。
これはなにかおかしい。
忙しくて過酷で会社の掃き溜めとかゴミ箱とか言われてる課のはずが。
絶対、おかしい。
「はい?」
同時に顔を上げた三人に問いかける。
「私のパソコン、壊れてる?」
「どしたんすか?」
凪くんは漫画本を開いてデスクにふせ、立ち上がると私のパソコンをのぞきこんだ。
「ここ、変じゃない?」
私が件数0の部分を指先でつつくと、凪くんは「なにがっすか?」と聞き返した。
「あ、いや、いい」
その凪くんの不思議そうな声を聞いて、私はそれ以上聞くのをやめた。
もうひとつの可能性として実はきちんと考えていたことがあったのだ。
つまり、こういうこと。
この課は忙しくて過酷なんじゃない。
暇すぎて何にもすることがない課なんだ。
なんていやらしいことをする会社なんだろう!
これはまるで、じわじわくるタイプのいじめと同じじゃないか!
陽子さんはなにか男の人とのトラブルでここに。
あとの三人もなにかわけがあってここに来てるんだろうけど、こんなやり方ひどすぎる。
仕事をしにきているのに、仕事がないなんて!
今に来る、今に来る、とパソコンをの画面をにらみつけていたけれど、件数は0のまま、一向に増えるようすがない。
相変わらず、他の三人もそれぞれ漫画本や丸い玉や手鏡に夢中だ。
これはなにかおかしい。
忙しくて過酷で会社の掃き溜めとかゴミ箱とか言われてる課のはずが。
絶対、おかしい。
「はい?」
同時に顔を上げた三人に問いかける。
「私のパソコン、壊れてる?」
「どしたんすか?」
凪くんは漫画本を開いてデスクにふせ、立ち上がると私のパソコンをのぞきこんだ。
「ここ、変じゃない?」
私が件数0の部分を指先でつつくと、凪くんは「なにがっすか?」と聞き返した。
「あ、いや、いい」
その凪くんの不思議そうな声を聞いて、私はそれ以上聞くのをやめた。
もうひとつの可能性として実はきちんと考えていたことがあったのだ。
つまり、こういうこと。
この課は忙しくて過酷なんじゃない。
暇すぎて何にもすることがない課なんだ。
なんていやらしいことをする会社なんだろう!
これはまるで、じわじわくるタイプのいじめと同じじゃないか!
陽子さんはなにか男の人とのトラブルでここに。
あとの三人もなにかわけがあってここに来てるんだろうけど、こんなやり方ひどすぎる。
仕事をしにきているのに、仕事がないなんて!